東大記憶法と東大式IT記憶システムのどちらが使える記憶術か?

記憶にとって重要な海馬とは?

記憶のメカニズムというのは、言い換えれば、脳のメカニズムであるといってしまっても問題がありません。

 

それほど、記憶と脳のメカニズムというのは深く関係しているものなのです。

 

記憶術にとってもこうした記憶のメカニズムを知ることで、さらに効率良く記憶をいていくことにつながっていくことになります。

 

では、脳の中で記憶にとって重要な場所というのはどこにあたるのでしょうか。それは海馬という場所になります。海馬というのは脳の中心部位に位置する場所のことになります。

 

この海馬がどうして記憶にとって重要なのかといいますと、日常生活で得られる情報のすべてがこの海馬に集まってくるからなのです。そのため海馬には常に新しい記憶が蓄積されていくことになります。

 

ただし、そのほとんどが短期記憶として扱われるために、時間の経過とともに記憶は失われていきます。こうした短期記憶の中でも、強く印象に残ったものなどがフィイル化されて、大脳新皮質へと移されることになります。

 

このファイル化された記憶が長期記憶というものにあたるのです。

 

記憶術ではいかに短期記憶を長期記憶化していくのかということが、ひとつのポイントであるといってもいいでしょう。

 

記憶を司るといった働きを持っているために、海馬が正しく働かなくなってしまえば、新しいことなどをうまく覚えられなくなってしまうのです。

 

少し話がずれてしまいますが、アルツハイマー型痴呆という疾患の場合、この海馬が正しく働かなくなってしまうことによって、いわゆる痴呆といわれる症状を引きおこしてしまうことになります。

 

さっきご飯を食べたばかりなのに、ご飯を食べていないというようなことを言ったりするのもこのせいだといってもいいでしょう。このように海馬の働きはとても重要なものであるといっても過言ではありません。

 

記憶術ではこの海馬に蓄積された短期記憶をさまざまな方法によって、長期記憶化していくことが目的となります。