東大記憶法と東大式IT記憶システムのどちらが使える記憶術か?

人間の脳の仕組みとはどういうものか?

記憶術というのは脳と記憶のメカニズムというものと密接な関係があります。

 

まず、記憶術を理解する前に、脳の仕組みから理解してみるといいかもしれませんね。ここでは脳の仕組みについてみていきましょう。まず、人間の脳というのは、真上から見たときに、右脳と左脳にわけられます。

 

右脳というのはイメージ的な感覚を司っており、直感や想像力、空間認識などの働きをもっているものです。

 

一方の左脳というのは、論理的な分野を司るもので、読む、聞く、話す、書く、などといったことの働きをもっています。

 

次に、人間の脳を縦の断面図で見た場合には3つの層にわけることができることができます。

 

脳のもっとも外側にあたるのが大脳皮質です。次に中間の層なのですが、大脳辺縁系となります。最後に最も中心にあるのが脳幹となっています。

 

大脳皮質では知的活動を行っており、大脳辺縁系では感情を、脳幹は生命活動を、それぞれが司っているのです。この中で、記憶術を考えるときに重要となってくるのは大脳皮質です。

 

さらに脳の部分によっても、色々と司ってくるものが異なっています。ことに記憶ということであれば、海馬というものがとても重要となってきます。海馬という部位は脳の中心部分にあたる場所にあるもので、記憶の形成など多くのことに関わっている部位になります。

 

海馬というのは日常の生活のなかで得ることになる情報のすべてが集まる場所なのです。そして、海馬の中に集められた情報というのは整理整頓されてファイル化されていきます。

 

印象に残った情報や大切な情報というのは大脳皮質へとうつされて長期記憶として保存されることになります。つまり、海馬というのは短期記憶の中枢を司っている場所にあたるのです。

 

新しい記憶は海馬に、古い記憶は大脳皮質に、というようにファイル化されて、保存されることになります。記憶術というのはこうした脳の仕組みを効率良く利用していく方法であるといってもいいですね。